○ 入力環境設定 - リグ接続設定
オプションメニューと入力修正ウインドウの右クリックメニューの中に、A〜Fの入力ウインドウ、及び修正ウインドウそれぞれの画面ごとの環境設定があります。
概要は次のとおりです。
- IME自動起動項目
- 日本語入力IMEが自動起動する項目を指定します。
頭文字は、JCCコード等を選択入力するときの、地名の頭文字です。
- 各入力項目
- Enterキーや↑キーでカーソルを前後させたときに編集可能な(カーソルがいく)項目です。
Tabキーや Shift+Tabキー、あるいは直接マウスでカーソルを前後させた場合は、すべての項目が編集可能です。
□RST欄はS位置がチェックしてあると、His RSTやMy RSTでは2文字目(信号強度の位置)にカーソルがいきます。
- □ Remarks1保存/Remarks2保存
- ここをチェックしておくと、QSOデータを保存したり、入力ウインドウをクリアしてもこの項目だけクリアされません。
自局が移動運用で、運用場所等の定型の文字列を入力したいときに便利です。
- □ DX局はUTC
- DX局はUTCでは、コールサイン欄のDXにチェックが入っていると時間がUTC(日本時間より9時間遅い)で入力されます。
すべてUTCでは、国内QSOもDX-QSOもすべて時間がUTCで入力されます。
すべてJSTでは、国内QSOもDX-QSOもJSTです。
- □ 移動局は登録済みデータからQTHを取り込まない
- ここをチェックしておくと、移動局のコールサインを入力した際に、ハムログ・ユーザーリスト等の登録済みデータ中のコード、QTHを取り込みません。
移動局なのに常置場所のQTHが取り込まれてしまうのを防ぐためには、ここをチェックしてください。
- □ 入力ウインドウ右上の時計はUTC
- ここをチェックしておくと、入力ウインドウのタイトルバー右側に表示される時刻が、UTCとなります。
入力ウインドウごとに設定することができます。
- □ G・Lを取込む
- ここをチェックしておくと、ユーザーリストやテキストデータにヒットし、そのQTHか備考欄にGL:PM78XXのような文字列がある場合、グリッドロケーター欄に取り込みます。
QTHを優先し、QTHにGL:が無ければ備考のGL:を取り込みます。
- Remarks欄への取込み
- チェックマークが付いているユーザーリストやテキストデータ にヒットしたとき、それぞれ、その備考欄をRemarks2に、Remarks2が空欄でなければRemarks1に取り込みます。
テキストデータ(V)や(W)に淡色のチェックマークを付けた場合は、データ中の個々のQTH欄に、データ先頭のタイトルが記載してあるものとしてヒットします。
これにより、各種テキストデータを結合し、同一のコールサインが複数あった場合(右端にボタンが表示されます)でも、それぞれを表示することができます。
淡色のチェックマークを付けた場合は、テキストデータのQTHの最後の1バイトで、ヒットしたときの色を指定します。指定が無ければ黄色です。
これにより、局ごとに色を指定することができます。
最初→が選択されているデータが最初にヒットし、取り込みます。
- フォント
- 入力/修正ウインドウの入力文字のフォント名、フォントスタイル、フォントサイズ及び文字色を指定します。飾り文字は保存しません。
フォントサイズを大きく設定すると、 入力ウインドウも大きくなります。
※ Shiftキーを押しながらフォントボタンをクリックすると、 コールサインの入力項目だけのフォントを変更することができます。
※ Ctrlキーを押しながらフォントボタンをクリックすると、Date, Time, His, My, Freq, Mode, Code, GL, QSLの項目のフォントを変更することができます。
数字のゼロに斜線が入るフォントを指定してみてはいかが? 例えばConsolasフォント、IPAフォントなど
- 編集・色
- 入力文字のバックカラーを指定します。
- ボタン・色
- 現在編集中(カーソルがある)のデータ編集ボックスの上にある、ボタンの文字の色を設定します。
- ウインドウ色
- 入力ウインドウの色を指定します。初期値はボタンと同じ色です。
黒を指定すると、初期値に戻ります。
- 同じ内容で保存
- このボタンをクリックすると、入力ウインドウLOG-[A] 〜 LOG-[F] が、現在の設定内容で一律に保存されます。
(45)